sakusaku × 木村カエラ 2-2

ヴィ「はいっ、とゆーわけでー、今週は、木村カエラちゃんを迎えてお送りしておりまーす」
カ・優「お願いしまーす」

ヴィ「じゃあね、アンケートを...」
優「うん」
ヴィ「いきますかー」
カ「はい、いきましょ」
優「はい」
ヴィ「色々ね、書いていただきましたっ」
ヴィ「えー、問1っ!『生まれ年、1984年に起った知っているまたは気になる出来事は?』ということで...『逆に何があったか教えて欲しい』ということで...」
カ「うん」
ヴィ「私ね、原宿でよくクレープ食ってましたよ、1984年」
優「84年?」
カ「そのすごい個人的な情報は別に必要ないんですけど」
ヴィ「あとね、国立で付き合ってた女の子にホされたのが1984年」
カ・優「(笑)」
ヴィ「だから、あなたがどこかでオギャーっと生まれた時に、俺はそういうコトをやってたんだね」
カ・優「あー...」
ヴィ「うん、もう全快バリバリでしたね、当時ね」
カ「うん」
ヴィ「高校生」
カ「なんかさー、84年ってなんかイヤな年だったような気がすんだよねー私の中で」
ヴィ「うん」
カ「大カンバツみたいな...そんな日本語ない?」
ヴィ「大旱魃...?」
カ「うん」
優「旱魃?」
ヴィ「旱魃があったんですか?日本で?」
カ「うん(笑)」
ヴィ「それはあんまり覚えてない...だって大旱魃が日本であったのに何で俺、原宿でクレープとか食えてんの?」
カ・優「(笑)」
ヴィ「その時点でないでしょ、そんなの」
カ・優「たしかに」
ヴィ「じゃあ、次、いきましょうか?」
ヴィ「えーと、ちなみに、えーとね...『最近気になってること』→『島耕作』...」
カ「島耕作っ!」
優「え?」
ヴィ「ちょっと待ってください」
カ「あ?」
ヴィ「あの、マンガの?」
カ「マンガの」
ヴィ「おーおー」
カ「知ってる?島耕作
優「何のマンガですか?」
カ「あのー...何のマンガって言えばいいのかな...島耕作の人生をね...マンガでね...やってるんだけど...」
ヴィ「(笑)]
優「はい」
カ「出世していくんだよ、ドンドン...課長、部長...ね?」
ヴィ「『島耕作の人生』...(笑)]
優「はいはい」
カ「もう、すごいんだよ、島耕作って、その...女...とか、遊ぶ感じとか」
優「マンガのタイトルは...?」
カ「は、ちがうの、『課長島耕作』『部長島耕作』取締役...」
優「あっ、ってゆー、へー」
カ「で、ドンドンドンドン...7巻、7巻とか8巻ずつとかで増えていくんだけど、文庫本で集めてるから、今ね、取締役の4巻で終わってるんだけどー」
カ「もうね、最初ね、その本読み出したときにね、すごいイラッとしてね、すぐ読むのやめたの」
優「うん」
カ「でもね、あまりにも島耕作の...その...何...仕事では欲がないくせに...」
優「はい」
カ「性欲のすごさにね...?」
優「(笑)」
カ「性欲のすごさにちょっと気になってしまうものがあって...あのー...読み始めたのよ」
カ「そしたらねー、世の中の男性がみんな島耕作に見えてきてね...ちょっと一時期、変な妄想がすごい...膨らんで...」
優「男の人を見ると...?」
カ「男の人をもう信じられないぐらいの感じになったんだけど...あのー...それでも島耕作にいまだにハマってて...」
優「はい」
カ「...読んでほしいっ!」
優「読ま...読まないと」
ヴィ「...俺、全部持ってますよ」
優「え?うそー」
カ「あ、ホント?」

ヴィ「またさー、島耕作のまわりって女が絶えないんだよねー」
カ「そうなの、それで、またね、おかしな女の人がいっぱい来るの」
ヴィ「そうそうそうそう」
カ「だから、きっとね」
優「はい」
カ「本読んでて、これ男の人が想像する、妄想の世界の女の人なんだろうなーって思いながら読む感じ?」
優「あー」
ヴィ「うん」
カ「『ほら、いらっしゃい』みたいな...」
ヴィ「うん」
カ「『さぁ、ここでっ...』みたいな」
優「(笑)」
カ「そう」
優「あー、理想、理想...男の人からの理想みたいな...?」
カ「そう、こうだったらいいなーっていう理想がそのままこう...島耕作のまわりを取り巻いてるんだけどさ」
ヴィ「うん」
優「うん」
カ「もうねー、有り得なすぎてね、笑えるんだ」
カ「でもね、泣いちゃったりするんですよね」
優「へー」
ヴィ「でも、基本的には面白い話よ」
カ「面白いっ!」
ヴィ「その、企業の...そういう、ほら、駆け引きみたいなのが」
優「うん」
ヴィ「なんか、なんかの企業が買収したのどーのこーのっていうのも一応あるんだけど...」
ヴィ「それよりも、やっぱ仕事終わりにベッドインみたいなそーいう話だよね」
優「そうなの?フィクションですか?」
屋「(笑)」
ヴィ「ま、もちろんフィクションだろうけど...ノンフィクションかもよ、ホントにいるかもしんないからね」
カ「あー、そっかー」
ヴィ「うん」

優「読んでみたーい」
カ「ねー、読んで...最初ね、ちょっとイラついて...あーってなるけど...」
優「ガマンして、そこは読んだ方がいいってことですね」
カ「そこが気になっちゃったらね、優ちゃんがね、もう島耕作にメロメロ...」
優「(笑)...ちょっと読んでみなきゃ」
ヴィ「でも、ちょっと島耕作は優ちゃんには早くねーか?」
優「え、早い?」
カ「いや、でも、ほら、もーさー、3つしか変わらないわけですから」
ヴィ「でも、ほら、アナタはとっちかっつーと『耳年増系』じゃないですか...?」
優「なに?それ」
カ「何?耳年増系って...」
ヴィ「年齢の割りにはね...こー...やっぱほら...東京生まれ東京育ち...悪いヤツは、だいたい友達でしょ?」
ヴィ「そーゆーんじゃないよ、この人は...俺がビックリするぐらいに...ピュアピュア星人なんですよ」
カ「あ、じゃあ読まない方がいいか、まだ」
ヴィ「ちょっと刺激が強すぎる...だって仕事終わりにベッドインですよ...」
屋「(笑)]
ヴィ「いきなりさー、何かっつーとベッドインなんだから」
カ「そうだよ、大丈夫?刺激強いのは好き?」
優「...たまにはいいかと」
カ「あー、そっか...じゃー、もうちょっと待とうか」
優「うん、もうちょっと...せめて成人になるまで待ちます」
ヴィ「うん」

カ「こう、見てると、なんか...私もこうやって、ピュアなときがね」
ヴィ「うん」
カ「サクサクのときにあったんだなーって...優ちゃんがまるで自分のことのように...」
ヴィ「もう、末期の頃は全く無くなってたもんねー」
カ「え?」
ヴィ「もう、末期はピュアな感じが全くなくなってたもんねー」
カ「今でもピュアですよー」
ヴィ「いやいやいやいやー、お嬢さん、おぬしも悪よのー」
カ・優「(笑)」
ヴィ「まー、ホントにね...」
ヴィ「ま、そんなわけでございまして、今日のところは、このへんで」
カ「はーい」
ヴィ「明日は、クイズに答えてもらって、ノニジュースを飲んでもらうコーナーを...」
カ「あー、うん」
ヴィ「じゃあ、明日もまたよろしくお願いします」
優「お願いします」
カ「よろしくお願いします」