ヴィンセントさんのサッカーワールドカップ日本代表に対する憤り具合

ヴィ「最近、感動したこと、いいねぇと思ったこと[サッカーのもりあがり]って、え?何...それはキリンカップのこと言ってるんですか?」
優「え?」
カ「キリンカップって何?ワールドカップだよ」
ヴィ「え?ワールドカップは4年後ですよ、南アフリカですよ。何言ってるんですか?」
優「え?」
カ「え...ワールドカップだよね?今ね?」
ヴィ「違います、キリンカップ、キリンチャレンジサッカーですよあれ」
カ「え、違うよ国と国同士が戦ってるもん」
ヴィ「キリンカップだって国と国同士が戦いますから」
カ「知らない、それ」
ヴィ「え?それで...それを見て...?」
カ「それをね見てるんですよ、ねぇ、感動する」
ヴィ「日本代表が...?」
カ「日本代表が...うん...一応、応援してるよね」
ヴィ「え、なになに?それで、どういう所を応援したの?」
カ「え、何?わざわざ、サッカーファンが集まるお店に行って...みんなでワー!って応援...」
ヴィ「あー、え?そんな盛り上がるトコってありました?」
カ「...ありましたよ、うん」
ヴィ「あっそう、どういうシーンが印象に残ってますか?」
カ「点を入れられるトコ...あとね、ミスとか...」
カ「なんなんだろうね?侍スピリッツとか言われてるじゃん?どこが侍なんだろう...?」
ヴィ「いや、だから...あれ、ちょっと待ってください、俺、もうまさに...さっきキリンカップって言ったけど、ワールドカップ、まさにあれこそ侍スピリッツですよ」
カ「うん?」
ヴィ「侍スピリット!」
カ「うん...」
ヴィ「侍っていうのは本来...ただ単に人を刀で傷付けたりするのは辻斬りじゃないですか...?」
ヴィ「侍っていうのは人を傷付けたりするもんじゃないんですヨ...」
ヴィ「だから、あえて負けた上に引き分けで相手を傷付けないよーに傷付けないよーに...」
カ「そういうことなの?」
ヴィ「そうですよ」
カ「その侍ってことなの?」
ヴィ「それが侍ブルーってやつですよ」
カ・優「そうなの?」
ヴィ「勝つわけないじゃん?勝ってどーすんの?相手が悲しむじゃん?そーしたら...」
カ「あー優しいんだ...」
ヴィ「(うなづいて)優しい...」
優「あら...」
カ「ね」
優「さっきまで怒ってたくせに...」
ヴィ「え、何が?」
ヴィ「クソ、かったりぃ!って言って?」
カ「でもさー、あともうちょっとの所でダメだったりするでしょ?だから家で1人とかで見てるとさー、お菓子をバカ食いしてんだよね?ずっと」
カ「いつも滅多に食べないのに、なんか固形のガムとかを食べ始めると、いくつも口に含んでて、気付くと、ものすごい、こう量が増えてたりね...」
ヴィ「俺もねー、月1回家に送られてくるケータイの請求書みたいのあんじゃん...あれブクッって破り捨てててさ...」
カ「何で...?」
ヴィ「なんか...頭くんじゃん?なんか、お前こんなときに請求書じゃねぇんだよ、バーカ!とかつって」
カ「こんなときに金を請求すんなと...」
ヴィ「そうそうそうそう...冗談じゃない」
ヴィ「ジーコのせいだって...ジーコ...ジーコがどれだけね...」
カ「うーん...」
ヴィ「ヒトリデデキターッ!って言ってたんですヨ...」
カ・優「え?1人で?」
ヴィ「ジーコ...」
カ・優「1人でできた...?」
ヴィ「えらいっ!」
カ「えらい」
ヴィ「ということでね...ワールドカップ...の話は...もういいか...」